ご協力ください。

 先日、定年退職をした保育園の先生お2人の慰労会を開いた。総勢60名以上のOB、OG、保護者が集まり、同窓会みたいな、楽しい雰囲気を過ごした。定年まで、ずっと働き詰めだった先生だから「センセ、退職してまだ2週間ほどだけど、気が抜けちゃったのでは?」と聞いたところ、「そうでもないのよ。結構、忙しいの。実はね、募金活動を手伝っているの」と話してくれたのが、みどりちゃんのことだった。

みどりちゃんは娘と同じ小金井市立の保育園へ通っていた。市立保育園に入園する前は、20人程度の子どもが通う小さな保育室でも一緒。近所に住むおばあちゃんが毎日、お迎えに来ていて、よく立ち話もしていた。

みどりちゃんは昨年10月に拡張性心筋症の診断を受け、現在入院している。もともと、心臓が悪かったのではなく、思いもよらぬ診断だったという。昨年暮れには心不全を起こし、余命半年と診断されている。残された道はアメリカでの心臓移植のみ。

日本全国で子どもの心臓移植についての、募金活動があり、そのこと自体に賛否両論はあるのは知っている。ただ、娘とひとつしか年が変わらない、知り合いの少女が、病気で命を蝕まれていくのを放っておくことができず、ささやかではあるが募金をさせてもらった。

多くの人が見に来てくれる、このブログでぜひ協力を呼びかけたいと思う。すっかり、更新が滞っているけれど、このブログの「あの記事、ワラッタ!100円」という、対価的な感じでもいいので、ぜひ募金をお願いしたい。くわしくは「みどりちゃんを救う会」のホームページにて。

みどりちゃんを救う会 | 心臓移植実現のため、募金のご協力をお願いしています

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カチンコチンコ

原稿を書かず。本日、2本目のブログ記事へ突入。

 最近、我が家の近辺に不審者が出没している。昨年から連発で、毎週のように警察署からのメールやら、学校からのお知らせプリントが届く。

 どうやら、露出の常習犯らしく、平日の真っ昼間からブラブラ(チンコね)しているらしい。プリントやメールが届くたび、家族の前で読み上げ、娘には「注意しなさい」、夫には「目を光らせろ」と命令していた。

 ある日のこと。今日もプリントが届いた。ここ一週間の間、1日おきぐらいに「不審者出没」の情報があり、犯行の間隔が短くなっているような気がする。

「ちょっと! また、出たんだってよ」と声を荒げ、プリントを読み上げた。

「えっとね。今日の○時ごろ、○○町2丁目付近で、男が児童に下腹部を露出しました。年齢は30〜40代ぐらい、メガネをかけ、黒いジャンパーを着ています。……だってさ」

それを聞いた娘は怖がり、夫は「この野郎、いつか捕まえてやる」と悔しがる。まったく、子どもに何てことをするんだろう。

そして、翌々日。また、不審者出没のプリントが届いた。

「えっと、○○町でまた露出魔だって! ナニナニ? 年齢は40歳ぐらい、メガネ、黒いジャンパー、ジーンズ……、あっ!」

「アッ!」

ここまで読み上げたとき、私と娘が同時に声を上げた。

「パパ!」

 ……そう、露出魔のニンチャク(人相と着衣。警察用語)が、まさに夫だったのだ!

「パパ! こんな寒いんだから、カチンコチンコになっちゃうよ!」

 娘が笑いをこらえながら、夫に呼びかける。「やっばーい! カチンコチンコ」と私。夫はかわいそうなぐらい、オロオロしながら「い、いや……。お、オレじゃない! オレ、その日は昼から撮影に行ってたじゃないか!」と絶叫。平日の昼間、ウロウロしているんだから、なおさらマズいって(笑)。

 我が家のなかで、笑っているうちはいいけれど、ご近所にあらぬ疑いをかけられたら困るので、その日以降、子どもの送り迎えには、かならず保護者のIDをつけるようにした。

 そして、数日後。またまた、学校からのプリント。ナニナニ? 今度は子どもへの声かけだって? 犯人は40歳ぐらい、銀色のクルマに乗って、子どもへ「乗せてあげるよ」と声をかけました……?

「パパッ!」と、叫ぶ娘。

 だって、シルバーのレガシィだもの。疑われるって。

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業務妨害

 数ヶ月にも渡る長丁場の仕事と、毎月のレギュラーと、単発仕事が重なって、アタマがおかしくなっている。日曜日なんか、朝6時まで原稿を書いていて、疲れがマックスになったあたりで、突然狂ったように、版元の編集者にメールを書き始めた。内容はといえば「こんな本、つくらね?」っていう、単なる単行本の企画バナシだけれど、アタマがいっちゃってますからね。尋常じゃないメールなわけなんですよ。

「突然ですけど、○○って本、作りません? あったらアタシ買います。いや、絶対にあるべき。コートとカバンのすべてに一冊ずつ入れとく。ホラャララ(名だたる大手企業)の全面バックアップで、広告もドコドコ入れる。サイズはもちろん、ポケット版で、毎年改訂版を出すことに決定。企画して」

 大手企業のバックアップも何も、企画書すら作らず、こんなメールを送っているんだから、ただの狂人か業務妨害としか思えない。しかも、メールの最後にはコレ。

「このメール、すがすがしい月曜の朝に読むんでしょうね。読んでドンヨリ。貴重なご意見ありがとうございます、社内にて検討させていだたきます、とかっていう返事なら、いらないからね。じゃ」

 最低だな、アタシ。でも、その編集者ったら、日曜に休日出勤していたらしく、速攻で返事を送って来た。

「校了で出勤し、メールを拝見しました。すがすがしい月曜の朝は来ないと思います……」

 さすが、ベテラン編集者。キチガイライターの戯言ぐらいじゃ、ちっとも動じていない。ホレた。

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厄払い

 うへえ。前回のアップから2カ月あまり。外に積もるビトビト雪のごとく、かろうじて「この世」に存在しています、ハイ。

 11月は娘の七五三をやったり、学芸会を観に行ったりしてプライベート的に充実しつつ、前々回の記事で書いた「超有名旅館の撮影」を契約までこじつけたり(競合は11社!)、仕事用のサイトから頂いたメールがきっかけで、新しい取引先とのおつき合いが始まったりと、仕事的には種まきチックな出来事が続いていた。

 12月に入るとまいた種は芽を出し、本格的な育ちへ入る。まさに成長期! 忙しい! 忙しすぎる!と浮かれポンチになっていた私に冷や水を浴びせたのは夫だった。

「撮影に行く途中、前のクルマが急に何かを避けたんだよね〜。何だよと思ったら、事故車があってさ〜。発煙筒を持って警察官がこっちに向かって歩いていたんだよ〜」

 ヒトごとみたいな言い草で始まった話は、想像以上に壮大かつ感動的な展開へ……。

「危ないって思って急ハンドルを切ったらさあ……」

「さぁ?」

「クルクル〜ってスピンして、ガーンドーンって!」

「は?」

「ガーンドーン……」

「ドーン?」

「ドーン……って……」

「なにそれ」

「コンクリートの壁にドーンって……」

「え」

「だから〜、クルクルってスピンして壁にガーンドーンってぶつかって でも自走できたからそのまま撮影に行って とりあえず帰って来たんだけど クルマの前と後ろがガーンドーンって感じで だからそのままだと(ここまで息継ぎなし)」

「修理?」

「修理……」

「修理にいくらかかると思ってんのよ まったくもう ってそれよりも怪我とかはないの?人は?壁は?死なせちゃったんだよオイとか壁の修理もしなくちゃいけないなんてことはないでしょうね どうなのアンタ!(ここまで息継ぎなし)」

 ゼイゼイと息を切らしながら問いただしたところ、いわゆる自損事故で、人をひいたり、壁をぶっ壊したりはしていないらしい。

 結局、クルマの修理は70万近くかかるとのことで、手頃な中古車を探している最中だ。取引先の未払いやクルマの事故など、去年は本当にロクなことがなかった……と思っていたら、なんと夫は厄年(しかも本厄)だったことが判明。正月早々、厄払いにいった次第であった。


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登下校で見えるもの

 入学早々、娘が痴漢の被害に合って以来、登下校の見守りを欠かさない。過保護すぎるのでは? という意見もあるだろうが、6年間続けた保育園の送り迎えから開放され、ホッとした隙をつかれたともいえる犯罪。精神的ダメージは思った以上に大きい。

 そんなわけで、朝は家から校門、夕方は学童の出口から家までを夫と交代で付き添っているのだが、当然ながら娘以外の子どもたちにも目がいく。毎日、様子を見ていると親ですら知らない、気づかないような、子どもたちの「変化」に気づくことがある。

 ボサボサの髪でひとり走って行く子。声をかけると目をそらす子。ふくれっ面をしている子。登校中の寄り道がどんどんエスカレートしている子。いつもは友だちとにぎやかに歩いているのに、なぜかひとりでうつむいている子……。

 いってらっしゃいと送り出した後、出勤のため先に家を出た後、親は子どもたちの様子を伺うことはできない。でも、子どもたちの小さな心は、ときにはシクシクと痛んでいる。たとえ、大人にとって「そんなことぐらいで……」と思うような、ささいな出来事であっても。

ある女の子は毎朝、泣きながら歩いていた。どうしたの?と声をかけると、涙をポロポロと流しながら、うつむいている。

何か嫌なことがあったの?
なんでもない……。
どこか痛いの?
(首を振る)
じゃあ、一緒に学校まで行こうか。
……。

 そっと手を差し出すと、彼女は私の手をギュッとにぎった。道すがら、それとなく話を聞いてみると、小さな声で「学校に行きたくない」とつぶやいた。ああ、そうだったの。学校に行きたくないのね。そうなんだ。

 ここまで聞いたところで、校門に到着。今日はここまで。また明日、お話しよう。さあ、いってらっしゃい!

 彼女は娘と手をつなぎ、教室へと向かった。翌日も、その翌日も、泣きながら歩いてくる彼女を曲がり角で待ち、手をつないで登校する。同時に学童からの帰り道、「おうちに帰りたくない」とダダをこねる彼女を、家まで送り届けることもあった。

 毎日、少しずつ話を聞いたものの、結局わかったのが「学校に行きたくない」「家に帰りたくない」ということだけ。推察するに、入学して慣れない環境に疲れていたらしい。ひとりで登校し、ひとりで帰宅する緊張感。大人にとっては「そのぐらい」でも、子どもにとっては想像以上に大変で疲れることなのだろう。

 登下校で見えてくる、子どもたちの様子。親の知らない顔、親が気づかないこと。小さなココロの、ささいな変化を、私たちは見守っていきたいと思う。

 ……とカッコよく締めたものの、いつもいつも穏やかな気持ちでいられるワケもなく……。毎日毎日、かくれんぼをしながら登校する4年生の坊主たち! 人様のアパート裏手まで入り込み、駐車場を駆けまわり、大声で騒ぎ、遅刻ギリギリまで遊んでいる坊主たち! 一週間、片目をつぶって我慢していたものの、さすがにひどいので「遊んでいないで早く学校へ行きなさい!」と注意。そうしたら、なんと「ちぇっ、うるせーな」といいやがった! 誰に向かってクチ聞いとるんじゃ、ワレ。

 アタマに来たので1キロ四方にまで聞こえるほどの大声で、私はどなった。

「早く行け!」

 坊主たちは素早かった……。ピューンと逃げていった。通勤途中の人々がビックリして、振り返っていた。

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転んでも……

 更新をお休みして早1カ月。いろいろとご心配のメール&コメント&電話、ありがとうございました。以外と立ち直りが早くて(……というか、ますます稼がないといけないので、落ち込んでいられなかった)、ガッツリと仕事をこなしておりました。頂いたコメントへのレスはひとつひとつできませんが、感謝しています。本当にありがとう。

 さて、40万円の撮影料(50万円のうち、10万円だけは入金済みだった)は結果的に回収不可。勘のいい方はすでにおわかりなのだろうけれど、あえて社名は出さないでおく。8月の時点で会社の現金はすっからかんで、10月初旬には社長&オーナーが行方不明に。社員たちは給料ももらえないまま、なんとか営業を続けてきたものの、社長とは連絡が取れず、やむなく事務所を閉鎖することになった。

 8〜9月の2カ月間、催促の電話をかけ続け、弁護士に相談し、状況の把握を行ない、支払約定書を交わす段取りをつけるなど、未払いの不安と疲れでヘトヘトになっていた私は、事務所の閉鎖が決定したとたん、ヘナヘナッとなっちゃったのである。もう、なんにもやる気しねえ、って感じ。

 破産や更生など法的な倒産手続きであればまだしも、「社長の夜逃げ」だと、どうにもならない。いったい何社でいくらの負債があるのか、会社の財産はどうなのか……ってことがさっぱり解らないのだ。企業であれば、どこでも倒産はありうるし、ある意味仕方のないことだが、きちんと法的な整理をすることが負債者に対する最後の責任のはず。社員を置いて夜逃げなんて、本当に最低だ。

 ……と、まぁ、いろいろと愚痴りたくなるわけだが、転んでもタダでは起きないのが私のモットー。現在、撮影した写真の使用停止&ある相手に対して写真の買い取りの交渉を行なっている。

 それにしても不思議なことがいろいろと……。仕事関係の友人やクライアントはこのブログをまったく知らないのだが、「未払いで死亡。更新お休み」という記事をアップしたとたん、出版社の編集者から、ムックの話を頂いたり、知り合いのフリー編集者が化粧品広告の仕事を紹介してくれたり、マーケティング会社から新規案件の話が来たり、ありがたい話が続々と。今は超有名旅館の撮影の商談をまとめるために奮闘中だ。

 転んでもタダじゃ、起きません。これからも、がんばりマス。

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お詫び

ご無沙汰しています。先日、2カ月遅れのギャランティー(売掛金)がすっ飛び、これからの生活をどうしようかと思案している最中です。

取引先はギリギリでがんばったようですが、ダメだったようです。子どもと同じで、育ててきた会社を潰すのは、よほどのことと思います。

今のところ、私たちの取引先にご迷惑をおかけすることはなさそうですが(幸い、私たちからの外注は、ほとんどないため)、夫婦でフリー稼業だと40万の未払いは死活問題。

ちょっと精神的ダメージが大きくて、更新できる感じではありません。先月からお返事できていないメールもたくさんあります。申し訳ありませんが、しばらくお休みさせてください。

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