春が待ち遠しい
ここ数日はポカポカ陽気が続き、いよいよ春の到来という感じ。近所の梅は5分咲きだし、花屋さんにはチューリップやスイートピーなど春の花が並んでいる。実は昨年の秋、ベランダのコンテナにれんげ草のタネを植えており、うまくいけば春に開花するはずだ。
子どものころに住んでいた福生市には、れんげ畑がたくさんあって、いつもれんげのネックレスを編んで遊んでいた。そのころはまだ田舎の風情が残っていて、道路は鋪装されていないから、雨が降ると靴はドロドロ。また、家のすぐそばは多摩川だったから、2メートル以上もある草むらを探検したり(しょっちゅうマムシに会う)、崖を下ったり(岩や枝で傷だらけ)、堤防で水遊びしたり(落ちると死ぬ)と遊ぶ場所には困らない。
そんな子どものころのワクワクした気分を思い出して、れんげ草のタネをまいたのだが、今だ芽が出ない。本当なら秋に植えてすぐ芽が出て、春には花が咲くはずなのだが、うちのコンテナは茶色の土があるだけだ。
実は私は、読売新聞の購読者に無料で配布している「よみうりガーデニング」のライターをしている。ガーデニングのうんちくを書いておきながら、れんげ草ひとつ育てられないなんて……。我が家の春はいつになったらやって来るのだろうか。
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