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2004年3月の記事

オークション

 25日には児童福祉審議会があったのだが、子どもの調子がイマイチで傍聴することができなかった。関係者のみなさん、欠席して申し訳ない。他にもいろいろな会議や勉強会、イベントなどのお誘いをいただくのだが、今月は仕事に加えて、保育園の父母会の決算などもあって(役員会の会計を担当しているので)なかなか行くことができないでいる。

 まあ、言い訳をかいてばかりじゃ、どうにもならないので話をかえよう。

 ここのところ、押し入れの整理と小銭稼ぎをかねてオークションをしている。いままで落札しかしていなかったので出品は初めてだ。カメラマンである夫の尻を叩き、出品物の撮影をさせた。

 カメラは私の安いデジカメだが、他の機材はプロユース。商品全体がよくわかる写真のほか、商品のポイントとなる部分を寄って撮る「イメージカット」も頼む。さすがはプロ。押し入れで眠っていた中古の服ですら、おしゃれに見えるから不思議だ。

 うちの夫は雑誌などの取材もので通常、日当で1.5〜4万をもらっている。表紙の撮影だと1日でフタケタなんてことも。そんな夫にオークションの物撮り(ブツドリ)をさせ、落札金額はひとつの商品で200〜500円程度。我ながら無謀だと思う。

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男からの贈り物

 男からの贈り物は、いくつになってもうれしいものだ。今日は男友だちが「帰省していたから」と大根と文旦(ぶんたんと読む。黄色い柑橘類)と、手づくりのモチを持って来てくれた。なんだか、品物だけを見ると贈り物というより供え物だ。

 彼はいつも帰省すると「おふくろがさ、お友だちにもあげなさいってたくさんよこすんだよ」といいながら、いろいろと持ってきてくれる。たいてい、畑で作った野菜とか手づくりコンニャクなど、田舎のお母さんらしいセレクトで、主婦ゴコロをくすぐられる品ばかりである。

 若いころはしょっちゅう、男から贈り物をされていたのに、結婚したとたん、夫は誕生祝いすらよこさない。OLのころなんか、誕生日になると会社の受付にバラの花束が届いたり、センチュリーハイアットのケーキとシャンパンを用意してくれる男がいたものだ。なんという違いなのか。

 ある年の誕生日はすごかった。男の友だちに囲まれて飲んだくれたのち、タクシーでご帰還。家の前までフラフラと歩いてくると、玄関の前に黒い影が……。なんだろうと思いつつ、近づいてみるとシクラメンの鉢植えと日本酒が置いてあった。なんだか、墓参りみたいな2点セットだ。そして、添えられたカードにはこうかかれていた。
「誕生日おめでとう。来たけれど留守だったので、しばらくクルマで待っていました。帰ったら電話ください」

 なんて健気な男なのだろうか。

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書き忘れ

 そうそう、書き忘れてしまったのだがニフティのおすすめサイトとしてし1週間、トップページで紹介されることになったらしい。ずいぶん前に自薦しておいたのだが、すっかり忘れていた。小金井限定の話題が多いのに、選んでくれたニフティはえらい! 人生をなめきった文章が気に入られたのか、それとも一種の吊るしあげか(笑)。

 まあ、締切りまっただなかの苦しいときに、王冠入りのマークまでもらったので、ちょっとだけ元気が出た。さあ、さっさと仕事を片付けよう。

 あっくん、祝カキコありがとさん。

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終わらない

 19日に取材したガーデニングの締切りが、4日目を迎えようとしている。今日までの道のりはこんな感じだ。

●金曜日
 朝9時から撮影開始。午後2時帰宅。データの整理をする。その日の夜中にラボ(プロ用現像所)まで写真を取りに行き、そのまま徹夜でポジフィルムの切り出しをする。

●土曜日
 切ったポジを並べて写真と文章のページレイアウトを考え、ラフ(コンテ)を作る。少しだけ仮眠。深夜12時にコンビニへ行き、当日便で編集者へラフとポジを送る。そのまま、原稿書き。

●日曜日
 少しだけ仮眠して、原稿を続ける。舌をかみそうな名前の花が多くて、いちいち調べながら原稿を書くので効率が悪い。なんとか本文だけ書き終わる。

●月曜日
 引き続き原稿かき。タイトルとキャッチコピーに苦戦する。囲み記事とキャプションはなんとかスムーズに書けた。午後7時、腹を空かせた娘を待たせてメールで原稿送信。

●そして今
 昨夜11時に編集者からのメールをもらう。書き直し決定で精神的に死ぬ。でも、死んでられないので生き返り、原稿を書き続けている。なんだか、やになってココに書き込む。

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Re:終わらない

おめでとうございます!  あっくん  2004/03/22 (月) 14:25

「今週のビッピーズ紹介」 おめでとうございます。
これで、小金井征服計画も一歩前進。
さすが「装甲車女」様です。
@niftyなんぞ、ものの見事に撃破ですね。
次の侵攻計画は・・・?

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延期

 外は風がビュービューふいているし、これから雨だという。こんな天気で撮影かよ、と思いつつ確認の電話を入れたところ、取材は明日に延期された。しかも、集合は1時間早い朝9時。起きられるのか、私。

 夫のほうはモデルを使った外ロケも多いので、撮影の前日は天気予報を気にするが、たいてい私はのん気だ。私が受けている仕事は、スタジオや屋内での撮影がほとんどで天気に左右されるのはこのガーデニングものぐらい。

 せっかく仮眠2時間で起きたというのに、雨で延期。休みとなると一銭にもならないフリー稼業のつらさ。なんだか、手配師をアテにして集まったドヤ街のおっちゃんの心境だ。

 しゃーない。おっちゃん同様、やることもないので寝るとするか。布団じゃなく、段ボールを敷くのがこういう日の正しい過ごし方なのかもしれない。

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ごぶさた

 1週間近くもサイトを放置してしまった。お金にならない雑用がたまっていて、すっかり寝不足になり「なにやら身体のあちこちがギクッとか、ポキンとか変な音がするなあ」などと思っていたら、風邪をひいて寝込んでしまった。しかし、ポキンで風邪を予知できるなんて、私ってスゴイかもしれない。

 寝不足の怖さを体験した私ではあったが、これを書いている今は午前4時だ。なんだかんだと家事をやったり、パソコンに向かっていたら、こんな時間になっていたのだ。しかも、今日は朝から取材が入っている。我ながらバカじゃないかと思う。

 今日の取材はよみうりガーデニングだ。以前、レンゲ草ひとつマトモに育てられないと自嘲気味に書いたが、あのあとレンゲはかわいい芽を出し、ガーデニング誌のライターとしてかろうじて面目を保っている。ま、レンゲぐらいではちっとも自慢できないが。

 今日はきっとインタビューしながら寝てしまうに違いない。相手に気づかれたら、花の美しさに酔ってしまったフリをしてやろう。

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ナゾの男

 さて、ぼちぼち夕ごはんでも作るかな……と思い始めた夕方、その電話はかかってきた。仕事から戻ったばかりの夫が出たのだが、どうも表情がヘンだ。

「広告代理店D社の○○さんだっていうんだけど、知ってる?」

 夫も私も心当たりがない。きっと、Webでやったアンケートかなんかで電話したんだろう。そう思いながら電話に出てみた。

「Dの○○と申します。以前、H社のお仕事をされていましたよね。別件でお願いしたいことがあるのですが……」

 すっかり夕ごはんモードになっていた私のアタマはまわっておらず「D社」「H社」ということばにも、まったく反応しない。しばらく「はあ」「ええ」と生返事をしているうちに、少しずつ記憶がよみがえってきた。

 1999年に創刊した犬の月刊誌で、約3年間レギュラーライターをしていたことがある。ライターのなかでも年齢が高く、OL経験もあったため「企業ウケする」という理由で、しょっちゅうタイアップページをかかされていた。H社のページも2回ほど受け持ち、夫と代理店担当の○○さんと取材に行ったことがある。ずいぶん前のことですっかり忘れていた。確か猛暑のなか、新潟の獣医さんのところへ取材へ行き、奥さんからいただいた「とうもろこしと茶豆(新潟の枝豆)」を帰りの新幹線で食べた覚えがある。

 一緒に茶豆をつまんだ彼が○○さんだった。H社の新しい案件が企画され、2年ぶりに私を探してくれたのである。わざわざ犬雑誌の広告部へ電話し、そこから編集部へ問い合わせをし、連絡先を調べてくれたそうだ。こんなうれしいことはひさしぶりだ。これぞ、仕事冥利につきるというもの。しかも「ギャラはどうしましょうか。言値でいいですよ」なんていってくれる。言値というわけにもいかないので、あわてて「あのときやったタイアップページは1ページあたり○○円でした」といったところ「安かったんですねえ」と同情されてしまった。

 もう、値段なんてどうでもい。探して電話をくれただけで十分。このうれしい気持ちはきっちりした仕事で返さないと……と思った夜であった。

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ぐみちゃん

 ぐみちゃんは10年来のお友だちだ。友だちといっても、年に数回電話をする程度のさっぱりした付き合いである。彼女と知り合ったのは私がまだ駆け出しライターだったころ。とあるCD-ROM雑誌で、記事をかいていたライター仲間だ。

 彼女はメーカー勤務からライターになった人で、パソコンやデジカメ関連の記事を得意としている。バブリーなOLからライターに転身した私とは、かく記事も興味も対象もまったく違う。また、彼女はこよなく猫を愛し、私は生っ粋の犬おんな。こうも違うのに、付き合いが続いているから不思議だ。

 この雑誌はあまり部数は出なかったが、コアなファン多く、しょっちゅうオフ会をして盛り上がったりしていた。まだ、インターネットではなく、パソコン通信の時代だ。そのときの読者だった人やライター仲間とはいまだに細々と付き合いが続いている。あのころ、パソコン通信初心者で、オドオドと書き込んでいた読者たちは、いまではネットの達人だ。手がけていた仕事で大活躍している人も多い。

 つくづく縁とは不思議なものだと思う。

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oomoriさんとの確執

 地獄の日を過ごしていたせいで、すっかり更新できないでいた。

 まずはoomoriさんへ。

 いやあ、私がマークしていたイケメンと違っていたというだけで「oomoriさんはイケメンじゃなかった」とは、ひとこともいっていない。いい男ですよ、oomoriさん。

 ご自分で「口の利き方をしらない、とんでもない奴!」というのが私の評価です……と書いているのだが、その評価はあながちハズレではない。実は以前、保育園と学童の関係者で開かれた会議で、私ともうひとりのお母さんがoomoriさんの攻撃を受けたことがあった。ふたりして「保育園に入るのがどんな大変だったか」を切々と訴えたところ、私の後ろにいたoomoriさんが「そんな話をしていたら会議が進まない。待機児が多くて大変だというなら、民営化すればいい」とはき捨てたのである。

 なんてむかつく男なのか。

 あまりの腹立たしさに後ろを振り向いて顔を確認することができなかったため、いまだに彼の顔と名前が一致していない。正直なところ、初対面(顔は見ていないが)の印象は最悪。しかし、そのおかげで私ともうひとりお母さんは奮起し、保育園や民営化の勉強を始めたのである。

「oomoriさんにくやしい思いをさせられた。彼に文句をいわせないよう、勉強してやる」という思いからだ。おかげで保育園父母の学習レベルや意識はぐーんとあがった。いまでは、もうひとりのお母さんはふたりで「oomoriさまさまだね。彼のおかげで目が覚めた感じ」と話している。

 叱り飛ばすことで、本人の意識向上を狙う。なんだか、どこかの宗教みたいになってきた。oomoriさんの狙いにすっかりハメられてしまった……ようである。

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イケメンその2

 小金井がこんなにイケメン率が高いとは思っていなかった。今度から小金井市は「イケメンの多い市」として売り出すべきだ。地方でよくやっている「ミス○○コンテスト」をマネして「ミスター小金井コンテスト」でもやればいい。もちろん、水着審査あり。女性審査員によるセクハラ満載の質疑応答もあり。そうすればさみしい独身女性がたくさん引っ越してくるに違いない(ホントかよ)。

 先月の児童福祉審議会では、ある委員が「財政難だから福祉にかかるお金を削るだけでなく、将来を見据えて子育て世代を呼び込んで市を活性化するようなプランも考えたらどうか」と意見したのに対し、元・役所関係者である委員が「子育て世代なんか納める税金よりも、使う税金のほうが多い」と反論していた。

 独身女性なら、年寄りや子どもと違って健康だから医療費はかからないし、福祉なんか必要ない。ひとり身でガッポリ稼いで税金を納めてくれる。いいんじゃないの、ミスター小金井コンテスト。

 児童福祉審議会の委員さんも、ココをのぞいているようなのであえていっておくが、決して本気になさらぬように。

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