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〜から〜まで

 リフォーム雑誌で担当している「間取り」と「収納」のリサーチと構成案づくりをしながら、ガーデニング誌に載せる「庭」や「ベランダ」を探すため小金井かいわいを自転車でまわる。しかし「のびゆく子どもプラン」の資料を9日までに提出しなくちゃないないし、依頼が来ている「ポータルサイトの新譜&シネマレビュー」の返事もしなくちゃいけない。
 なぜこんなにジャンルがバラバラなのか。答えは自業自得である(キッパリ)。4/1の「お利口になる私」でもかいたが、要するに好奇心が旺盛すぎて、どんなジャンルでも「えー、私の知らない世界! おもしろそ〜!」となってしまうのである。
 取材先や出版社で「どんな記事をかいているんですか?」と聞かれることがある。そんなとき「キティちゃんからアートトラックまで」と答えると、たいてい驚かれる。「〜から〜まで」の端っこが、なぜキティとトラックなのかは我ながらナゾではあるが。

 キティの仕事は今年に入って辞めてしまったが、6年以上もサンリオのカタログ誌でレギュラーライターをしていた。つまり31歳からやり始めて、37歳まで続けていたというワケだ。
「超キュートなデザインでみんなの視線をクギづけ!」
「遊びゴコロをプラスしたテイストを楽しんじゃお〜」

 読者はこんなキャッチコピーを、よもや37歳の女がかいていたとは思うまい。しかも、コピーのケツにはかならず「ハート」や「星」のマーク入りだ。

 トラックの仕事は、ひとりで一眼レフを担いで地方へ行き、いわゆるデコトラと呼ばれるアートトラックを取材していた。泊まりがけでのんびり過ごせたので、つらいながらも楽しかったが、妊娠を機にお休みしてそのまま辞めてしまった。
 
 取材に行くと、どう見てもヤ○ザにしか見えないようなトラック野郎たちが私を待っていて「お疲れさんです」などと挨拶をする。家が一戸買えるほどの金をつぎ込んだトラックは、ボディに施したペイントといい、ディズニーランドのパレードを思わせるネオンといい、まさに迫力満点である。

 ときには取材の後はトラック野郎たちと居酒屋でおいしいを地酒を楽しむこともあった。飲んだあとは若い衆がホテルまで送ってくれる。玄関にド派手な10トントラックを横付けしたところ、フロントのおじさんが飛び出してきたのは確か盛岡だった。

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