締切りが2本続いていて、死にそうになっている。しかし、小金井市議会はもっと死にそうだ。小金井市では3/26に「武蔵小金井南口再開発」関係の予算をどうするか、ということでモメて、16年度の一般会計予算案が否決されている。そこらへんのあらすじは私のサイトにかいてある。
そして昨日、臨時議会が開かれていたのだが、朝までかかったらしい。傍聴に行っていた知り合いからのメールと、すでに議会の途中経過を報告している議員や市民の書き込みを見ると、こんな感じだ。
(知り合いからのメールの引用)
ただいま夜2時30分。議会はまだやってます。
市長の出した予算に対して、野党が再開発の部分を除いた修正案を提出。議会は12対11で修正された予算を可決。
これに対して、市長が拒否(再議という)。この場合、議会は再度4分の3(注・3分の2に訂正)の賛成がないと、市長が拒否した予算を可決できなくなる。
ここで一時休憩。再度、議会で決議して4分の3(注・3分の2に訂正)の賛成を取ることは不可能。となると、予算は一切成立しなくなる。その場合はまた暫定予算となる。
また暫定か……、と思ったら与党11名が議員を辞職するから、議会を自主解散しろという提案をだした。
これで休憩のまま、止まってしまっている。
(小金井ホームページのe市議会への渡辺大三議員からの投稿)
4時55分。昨日の朝から始まった臨時市議会は徹夜議会となり、さきほど終わりました。(中略)懸案の一般会計予算案は、否決とはならず、修正可決となりました。前回、市長原案に退席した若竹議員は、今回は修正案に賛成ということになり、議長裁決にならず、修正可決されました。(中略)
ところがです!!! 稲葉市長は、この修正可決に再議(拒否権発動)を表明しました。このことにより、稲葉市長が再議を撤回しない限り、市民サービス関連予算(政策的経費)は、また全部吹っ飛んでしまうことが懸念されます。(以下略)
(未来の会の掲示板へのたかぎ章成氏の投稿)
昨日、招集された臨時議会は、一般会計当初予算を審議した結果、武蔵小金井駅南口再開発関係経費等を削除する野党系修正案を12対11で可決しました。これに対して、稲葉市長は採決後、発言を求めて、再議に付すこと(拒否権発動)を表明しました。(中略)このまま、臨時議会は終了すると思われましたが、市長与党系の議員たちが市議会の「自主解散」を主張し始めたそうです。この「自主解散」とは、市議会自身が解散を決定するもので、小金井市議会で成立するためには、最低でも15名の賛成(6名退席)が必要になります。(退席ナシなら、20名の賛成必要。(以下略)
以上、引用おわり。
なんだか、ものすごいことになっている。前回の予算案で退席をした若竹さんが、今回は「修正予算案に賛成した」というのは意外であった。彼女は前回の予算案が否決になったのち、相当のいやがらせ電話や悪口三昧の洗礼を受けたらしい。しかし、自分なりの結論を出したようだ。
予算案否決、修正案可決、拒否権発動、市議会解散の提案……。どうなっちゃうのか、小金井市は。
追記・市議会議員 露口てつじさんのサイト(日記)にも報告がアップされた。
追記・市議会議員 漢人あきこさんのレポートにも報告がアップされました。
追記・小金井ホームページのe市議会に市議会議員 渡辺大三さんの書き込み(新規および追記)がアップされています。
最近のコメント