潮干狩り
koganei styleのcolumn@管理人室を掲示板スタイルからblogへ変更した。文末に日付けやResが書いてあるのが、いままで書いたログを移行したもの。まだ、リンクなどのタグがないけれど、少しずつ手直ししていくつもり。これまで、小金井市の住人しか見ていないコラムではあったが、もう少しオープンになったのでResするときはそのつもりで……。使い方がわからないときはBBSやメールでどうぞ。
いやー、取れた取れた。朝8時に出発して走水海岸に10時30分ごろ到着。潮が引き始めた浜辺へ直行して、潮干狩りざんまいの1日を過ごしてきた。くわしいことは近々、koganei styleのコンテンツ(追記・6/4にUP済)で紹介するつもりだ。
走水海岸は本当に小さな漁村なのだが、平日にもかかわらずたくさんの人が潮干狩りを楽しんでいた。ファミリーはもちろん、10代や20代のグループもいて、みんな必死。そんななかで「プロ」と思われるおばちゃん軍団がいて、異彩を放っていた。彼女たちは着ているものからすでに違う。「シロウト」連中がTシャツに短パン、サンダルをはいていのに対し、「プロ」おばちゃんは築地のおっさんが着ているような胴付きゴム長をはき、手には軍手、アタマにはタオルと麦わらをかぶっている。あさりを入れるのは網袋なんかじゃない。スーパーのカゴである。
「シロウト」が浅瀬でホジホジしているときに、彼女たちはさっさと沖へ出て、腰まで海水にひたりながら黙々と大粒あさりを掘っていた。私自身も最初は浅瀬でがんばっていた。しかし、浅瀬のあさりは粒が小さいうえに、数が少ない。腰まですぶぬれになるような場所へ行くと、それこそ3センチ、4センチの大粒あさりがゴロンゴロンいるのである。
「やられた……」
もう、完敗である。私も潮が満ちるまでの数時間、深みで腰を九の字に曲げ、手探りであさりを掘り出した。顔は海面すれすれだし、砂が舞うので水中は見えない。とにかく、手の感触だけが頼りだ。しかし、苦労したかいがあって、4キロを越す収穫を得られた。
ふと、まわりを見回すと「プロ」おばちゃんたちがいない。まだ満ち潮まで2時間もあるのに……。よくよく探すと彼女たちは、すでに浜へあがってお茶を飲んでいた。しかも、電気ポットと湯のみ茶わん持参だ。さっさと胴付きゴム長を脱ぎ、ゆで卵まで食っていた。
すごい、すごすぎる。プロの技を見せつけられた1日であった。
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