感謝の夜
女友だちとの時間があまりにも楽しく、そのまま家に帰るのももったいなくて、新宿駅から電話をかけて地元の男友だちを呼び出す。時間はすでに11時半だ。もう、夫と娘は熟睡しているだろう。武蔵小金井の居酒屋に入り、楽しかったことをツラツラと話すワタシに、うんうんと聞き入る彼。
「友だちと飲みに行きたい」といったら、タクシーで帰るかもしれないからと、そっと2万円を差し出した夫。「いいコにしていてね」といったら「早く帰ってきてね」と手を振る娘。夫を亡くしてつらい時期を過ごしたのに「元気にしている?」と気づかい、誘ってくれる女友だち。「いまから飲もうよ」と迷惑きわまりない酔っぱらい女を、あたたかく見守ってくれる男友だち。
こういう人たちに囲まれているから、ワタシは元気でシアワセでいられるんだと感謝した夜。
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