父の心遣い、夫の気遣い
うちのblogでよくコメントをつけてくれる「さり」さんは、知り合いの編集者。彼女のblogには父の日に電話をかけたという話が、かかれている。確かに日頃、自分が好き勝手できるのも父や母が元気でいるからで、感謝すべきと思う。感謝してるし。でも、我が家に関してはちょっと違う。父から感謝されているのだ。
実は先日、我が家に「お中元」が届けられた。フリー稼業ゆえ、贈ることはあれど届くことはない。どこの取引先かと思ったら、なんと私の父が夫へ贈ったお中元だった。夫がお礼の電話をかけると、物静かな父は電話口でこういったらしい。
「いや、いつも世話になっているからね……」
父はそれしかいわなかったようだが、その言葉にはこれだけの思いが込められているに違いない。
(気が強くてかわいげのない娘を、嫁にもらってくれてありがとう。そんな娘がいつも「おらおら、締切りなんじゃ〜。家事手伝え!」とか、こき使っているようだけど、悪いねえ。そのうえ、娘の実家が近いからって私たちの買い物や病院通いでクルマを出させちゃって申しわけないね……。ミツヒロくん)
父の心遣い、夫の気遣い。ワタシを取り巻く人間関係には深いものがあるようで……。
| 固定リンク
「家族ネタ」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント