飲み過ぎ、のワケ
また、やってしまった。飲み過ぎ。できることなら触れたくないが、そうもいかない。だって、飲み会のメンバーにここの愛読者がいるから。顔を合わす機会がほとんどないので、ここで謝っておこうと思う。
飲み過ぎました。ごめんなさい。
いやぁ、楽しかった。楽しすぎた。飲み過ぎてしまったワケとして、ひさびさの飲酒で自らの限界を計り間違えたこともあるが、根本的な原因は他にある。間もなく降りかかる災難を忘れたいがための痛飲だったように思う。やや怪しい自己分析だが。
その災難とは市役所がらみの仕事だ。何度も書いているが、私は小金井市の子育て支援計画をチェック&見直しを行なう委員をしている。委員は国立大の教授や保育園園長、小学校校長など「肩書き満載」のメンバー。そんな、人生もキャリアも大先輩、という人たちのなかで、「子育て経験たったの4年、ロクな肩書きなし、態度だけはイッパシ」の私は浮いた存在。そんな私が、なにを間違えたのか委員会の会長になってしまった。
これって「アイツさー、エラソーだから学級委員にさせちゃおうぜ」みたいな感じか。私の知らない間に進んでいた話である。飲み会の3日後にはシャンシャン総会ならぬ、シャンシャン会議が行なわれる。次第書(会議のシナリオ)もすでに作られていた。
「どなたかご推薦はありませんでしょうか」
「○○さんとの声あり」
「○○委員を推薦との声がありましたが、いかがでしょうか」
「異議なし!」
「ご異議なしと認めます」
会長選任までのカウントダウン。断わりたいのに断れず、飲みに走ってしまった私。13階段をのぼっているような気分。飲んだ翌日、娘は私にこういった。
「ママ。昨日、オットットしてたね」
娘よ。大人になると、オットットしたくなる日もあるのさ。
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コメント
同情もしたが、クリックもした。
オットットねぇ……素晴らしい人間観察眼。
娘さんの行く末が楽しみだわ。
投稿: さり | 2004.10.21 23:50