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続・警察庁の思い出

 「警察庁の思い出」では「つづきはまた明日」なんて書いておきながら、3日も経ってしまった。なんだか「もうちょっとで原稿ができます」といいながら、締切りを延ばしているみたいだ。心苦しい。

 警察庁の玄関であきらかに挙動不審だった私だが、取材はスムーズに終わった。警部さんいわく「ひとり暮らしの女性は部屋の施錠に気をつけてほしい。屋上から侵入されるケースも多い」という。また「決して暗い道は通らないこと」ともクギを刺された。当時、ひとり暮らしをしていた私は警部さんの話す、実例の数々に「自分も気をつけよう」と決意したのであったが……。

 実は取材帰り、女友だちと吉祥寺で待ち合わせをし、たらふく酒を飲んだ。お腹も心もいっぱいになりながら、最寄り駅から自転車で帰る。時間は夜11時。警部さんの「暗い道は通らないように」とのお達しも忘れ、街灯の少ない裏道を走っていた。と突然、目の前に現れた2つの影。自転車をふさぐように立ちはだかる男がいた。キャ〜ッ! 2つの影はなんと警察官だった。おもむろに自転車を止められる私。

「あ〜、ちょっとちょっと。それ誰の自転車?」

 自転車ドロボーとして疑われた上に、所持品検査までされる。まあ、酔っ払い運転だもの、仕方がないか。しかし、あまりにエラソーな警察官の態度に、酒の勢いも手伝ってイライラ。ついに、こんなことを口走ってしまった。

「今日、警察庁でも所持品検査されているのに、またですかぁ」

 その、ひとことを2人の警察官は聞き逃さなかった。

「なにィ! 警察庁だって? なんで警察庁なんだ!」
「いや、取材ですよ。取材」
「なんの取材なんだ!」
「女性誌の取材です。ひとり暮らしの防犯対策」
「なんていう雑誌だ!」
「おまわりさんはたぶん知らないと思います」
「いいから、いいなさい!」
「チッタ……」
「……」

 ほら、知らないじゃん。だから、いいたくなかったんだよぅ。仕方がないので、いただいたばかりの警部さんの名刺を見せる。

「……」
「この人に取材していたんですよ」
「……」
「で、その帰りに友だちと飲んで……」
「帰りなさい」
「は?」
「い・い・か・ら、帰りなさ〜い!」

 警部さんの名刺は効果絶大だった。さすがは縦割り社会。

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コメント

逮捕じゃなかったのか……。残念!!
( ̄m ̄)ぷ

投稿: ぷれこ | 2004.10.26 23:30

おかげさまで逮捕したことはあっても、
されたことはないのだ〜!(自慢気)

投稿: poron | 2004.10.27 00:33

poronさん、はじめまして。
トラックバックのご報告が遅れて申し訳ありません。
また、私のblogの方へコメントして頂きありがとうございました。

poronさんとtsuyorinさんの記事を読ませて頂いて、私の体験を思い出したので書いてみました。
あの公共機関は関わらないで済むならそうありたいと思ってしまうわけですが、それだけに内部は面白いのかも? 
ライターの方だったら食指が動いてしまう素材なんだろうなあと想像しています(笑)

投稿: Kako | 2004.10.27 08:10

■kakoさんへ

こちらこそ、わざわざご挨拶いただき、
ありがとうございます。
トラバをいただいたおかげで、kakoさんのところからの
アクセスがグングン増えています。

警察官って不思議ですよね。
若い警察官でも、なんだかエラソーだし、老けている。
でも、1度ぐらい合コンしてみたい。

投稿: poron | 2004.10.28 00:48

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