ほめて育てる
コンテを届けた編プロの社長から、朝イチで電話が来た。出張から戻ってすぐ見たかったので、月曜届けで頼んだという。「サッと見たけれど、完璧じゃないの」といわれ、ガックリ度がかなり改善される。我ながら、単純である。ほめて育てる、というのは犬や子どもだけじゃなく、大人にも当てはまる。なのに、夫を「ほめて育てる」ことができないのはナゼなのか。
今日もそうだ。番号を間違え、FAXをなかなか送信できない夫に激しく叱責。1度ならずとも2度も間違え、仕事をしている私をイライラさせる。1,000項目ものデータを資料にしているというのに、真後ろのFAXが「ガジャ」「ガジャ」とうるさくて仕事になりゃしない。
「何度も番号を間違えてんじゃねえぞ! ゴルァ!」
こうなったら歯止めは効かない。裏番登場、である。「いや、今度はちゃんと確認したから」とオロオロする夫に「今度間違っていたらタダじゃすまねえ!」と威嚇する。3度目にようやくFAXを送信できた彼は、満面の笑顔で「ね、ちゃんと送れたよ」と報告してきた。
ガキじゃねーんだから。と思いつつも「よかったねえ。ちゃんと送れたねえ」とほめてやるべきだったのか。そうすれば、次回からはちゃんとFAXが送れるようになるのか。「ほめて育てる」ってムズカシイ。
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コメント
ほめてほしいけど、ほめてあげられない。
わかる……。特に,男はね。
たぶん、お好きかと思う写真付き記事、
トラックバックします( ̄ー ̄)
投稿: ぷれこ | 2004.11.17 00:04
なんだか、その光景が目に浮かび、大爆笑してしまいました。お腹が痛いです。
電車のなかとかで、いきなり「ブフッ」て思い出し笑いしそう。
夫さんをほめて育てる……難しそうですね。
だって、夫さんはもう既に「育ってしまっている」んですもの……立派な大人……なはず……でしょ?だよね?
わたしは、普段から「You are a genius!!!」とおだて上げています。割とその気になっています。
っていうか、もともとそう思っているらしい。
単純……(笑)
投稿: さり | 2004.11.19 19:32
■さりさんへ
「You are a genius!!!」
なんてすばらしい育て方なんでしょ。
ピンクの電話のよっちゃんは子どもに対して、
四六時中「すごーい! ○ちゃんって天才〜!」って
ほめているそうです。これでやる気満々になるとか。
ほめてやればいいんでしょうけどねえ……。
どうもイライラさせられて、爆発。というパターン多し。
投稿: poron | 2004.11.21 02:23