※記事アップ後、リンクを増やしたり、いくつかの修正を行なっています。
1/23の記事「ココログブックスへの苦言」では、ノミネートも受賞もしていない部外者なりのツッコミを入れたのだが、ここ数日の間にココログブックスがらみの記事が続々とアップされ、ジワジワと盛り上がり(いや、ある意味盛り下がりか)を見せている。
いわゆる部外者の私が、Blog界の隅っこでキャンキャンと鳴いているうちはいい。しかしながら、ノミネート作品のBloggerたちが、あれだけニフ批判を始めたのだから、いまごろココログスタッフはアタマを抱えているに違いない。しかも、今回の件をキッカケに休止とか閉鎖、というBlogも出始めている。ココログを盛り上げるつもりのコンテストだったはずが、逆に超人気Blogから見放されてしまう、という事態。まさに裏目に出たという感じだ。
私自身は「出来レースはイカン」とは思っていない。また、受賞者を批判するつもりもない。雑誌の仕事でも「根まわし仕込みやらせ」はたくさんあって、ライターとしてそれらに関わることも多いし、出来レース的なことは世間のあちこちに存在する。ただ、今回のコンテストは「バレバレじゃん」というのがダメだったわけで、ニフティには「もっとうまくやれんのか」といいたかったのだ。受賞者にイラストを書かせたコンテンツは、大賞発表後にアップしていれば、問題にならなかったし、こんな騒ぎになって受賞者だって迷惑だろう。パーティの段取りの悪さといい、配慮の足りなさといい、ニフティ側の「本にしてあげる」「仕事させてあげる」「交通費出してあげる」「審査員の講評も教えてあげる」といった、どこか見下した雰囲気が気に入らないのである。
そんなに「売れそうな本」を作りたいのならコンテストなんてやらずに、自分たちでココログを探して水面下で出版交渉すればいい。さっさと発売して、それこそ「ココログから作家が誕生!」と宣伝すればいいのだ。もしくは「自費出版コーナー」でも作って「アナタのBlogを1冊の本にしませんか」と営業する。でもって、ネット販売して売れるようなら書店流通に乗せればいい。
ここで、ちょっと時系列的まとめ。
●9/24〜11/7
ココログブックスコンテストの応募期間。当初締め切りは10月末までだったが「大好評につき、11/7まで延長しました!」と告知される。応募は自薦他薦問わず(2/2訂正)。応募総数は1081件。
●11/4ごろ
「ココログ通信 第1回アフェリエイト特集」をアップ。フクダカヨさんがイラストを担当。
●12/3
「ココログブックスコンテストの受賞パーティ」と銘打って、パーティ参加の募集をかける。
●12/9ごろ
「ココログ通信 第2回ココログでザイン特集」をアップ。フクダカヨさんがイラストを担当。
●12/13
コンテストの「ノミネートされた14作品が発表」される。
●12/28
コンテストに「読者賞」が設けられる。
●1/22
パーティにてココログブックスコンテストの「受賞作」発表。
●1/23
「ココログブックスへの苦言」でケチをつける。同時にあちこちのBlogでもコンテストや新年会の段取りの悪さに批判が続々。
その内容はこんな感じ。
・受賞作がコンテスト中にココログの仕事を請け負っていた。
・受賞作は前々から決まっていたらしい、といううわさ。
・受賞パーティ(新年会)はノミネートされた人も交通費自腹。
・出席をしぶっていると「交通費出しましょうか」と提案。
・パーティでBloggerの交流が出来ず。
・受賞者しか壇上に上がらせてもらえなかった。
・落選者は名前すら呼ばれない。
・李下に冠を整さず(ささらほうさら)
・社長へのトラックバックは社員の反応が早い?!ココログ新年会に出席させて頂きました。(海外鉄道旅行愛好者)
・出来レース?ココログブックスコンテスト(nature Day)
・「ココログブックスコンテスト」悪徳流総括(悪徳不動産屋の独り言)
・ココログ新年会のウラ話(専業主婦の逆襲)
・ココログ新年会のウラ話+プラス(専業主婦の逆襲)
・ブログコンテストに絡む思惑 (小林Scrap Book)
・ブログコンテスト、というもの(Kakoの手文庫)
●2/1
ノミネート作品の管理人さんへ「審査員からの講評、アドバイス」がメールにて届く。えらそうな文面にみなさん怒り爆発(失笑、ともいう)。
・niftyから講評が・・・(号外)(悪徳不動産屋の独り言)
・@niftyからの返事(専業主婦の逆襲)
・拝啓 ココログブックス事務局様(ほったいもいじるな)
・なんと。(場所の記憶=なまけ日和のたまさんの別Blog)
・体験的ココログブックスコンテスト私見(なまけセラピー=なまけ日和のたまさんの別Blog)
●2/2
ココログブックスニュースで受賞作品の講評を発表。
裏目、裏目という感じですな。ニフティ。ノミネート14作品のうち「悪徳不動産屋の独り言」と「なまけ日和」は休止を宣言。どうする? ココログ。
最近のコメント