脚をおっ広げる必要性
近所の皮膚科に行ってきた。ふとももにまたポツリと腫瘍ができ、そのまわりが手のひらほどの範囲で赤くはれあがっているのだ。先生に股間を見せるのは何度目だろうか、もしかしたら夫よりも多いかもしれない。そんなことを思いながら、ベッドのうえでズボンをぬぐ。股の付け根だった前回とは違い、今回は太もも。しかし、太ももの内側なので脚をおっ広げる必要がある。ベッドに寝ておっ広げるか。それとも、ベッドに座っておっ広げるか……。もはや、そんな悩みは些細なものだ。
「ああ、いつものやつだねえ。前回とは別の場所だけど。それにしてもよくできるねえ」
妙な感心の仕方をして、先生はしばし考える。
「切りたくないよねえ」
「切らないですむなら、そのほうがいいよねえ」
「抗生物質飲んでみるかぁ」
「それにしても痛そうだねえ」
……先生。早く股ぐらをしまいたいんですが。
さようなら、私のはじらい。
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「下ネタ」カテゴリの記事
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コメント
>さようなら、私のはじらい。
おお!!、まだ残っていたか!!
何よりじゃ!!
(ごめん、つい書いちゃった・・爆)
投稿: O氏 | 2005.02.23 23:05
こん深夜(ばん)は。
お互いの恥ずかしさに、好感を持ってしまったkeichanです。
世の中いろいろ、人生色々ですが、
こうした関係は、とっても、素敵です。
素敵な場面は、なかなか訪れませんが、
素敵な場面をお知らせ頂いて、有り難う。
註)素敵が似合わない私、病院のアウトソーシングです。病院のガセネタなら、多分、何でもOK・・・
投稿: keichan | 2005.02.24 00:44
■O氏
失礼な(笑)。
キミがコメントをくれるのは、いつだって
この下ネタ……。
■keichanさん
何度も股間を見せにくる熟女、
そして嫌々ながら診察せざを得ない医者。
確かにすてきな関係かもしれませんね。
慣れというものが怖いです。
投稿: poron | 2005.02.24 10:06