ケツの話あれこれ
「ケツに火がつく」とは、まさに今の私を表現するにピッタリなことばだ。28日までに8本のコラム作成(各1,000〜1,500文字)、29日までに企業サイトで使う社員プロフィール12人分作成(各1,000文字)、4月5日までに小金井市の審議会資料作成(190項目×8項目の表)とアンケート分析(A4版50ページ)、4月7日までにインタビュー原稿作成(4,500文字)が待っている。なのに、あろうことか花見シーズンの到来。あちらこちらから花見や酒盛りのお誘いメールが続々と届き、すでにアタマの中は宴会モード。「どういう手順で仕事を片付ければ酒が飲めるのか」ということばかり考えているので、ますます仕事が進まない。バカだ。ホントに。
ケツ、で思い出したのだが、仲のいいおじに直腸ガンが見つかった。口が悪くて飲んだくれのおじだが、気のよさは天下一品。もともと、痔瘻持ちで手術したのだが、組織検査でガン細胞が見つかったのである。昨年2月にやはり直腸ガンで母親が手術していたので、私自身はショックではなかったが、おじ本人は相当落ち込んでいる。
見舞いにいったところ、本格的な手術を前にちょっとビビリ気味。「うちのお父さんは心臓で胸をザックリ、お母さんは直腸ガンで腹をザックリ、私も帝王切開でハラキリしたんだから、おじさんも仲間だよ」となぐさめておいた。
「ケツの穴がよぅ。なくなっちゃうんだよ」
おじは半べそになっていう。ガンの位置が肛門に近いので人工肛門になるという。わかるよ、つらいのは。でも、一緒にメソメソしても仕方がないので「チンコがなくなるよりマシだよ」となぐさめる。一瞬、6人部屋の病室が静まり返ったように感じたのは気のせいか。姪っことして精一杯、なぐさめたつもりだったのだが……。
「そうだよな。チンコがなくなるわけじゃあるめえし。たかがケツの穴ぐれえ、くれてやる」
おじは妙な納得をしていた。さすがはうちの家系、と満足して帰宅した。
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コメント
感想文
まず、お仕事大変そうだわ。
↓
それでも、poronさんとしては花見には行かなくちゃね。
↓
え! おじさま、心配だわ。
↓
あ、またそんな発言を……。
あら? おじさま納得なのね。
良かった。
さすが姪っ子さんの心を込めた慰めの言葉は効いたのね。
↓
おじさま、もうこれからは「ケツの穴がちいせえ奴だ」なぞと謂れの無い難癖を付けられずに済みますよ。なにしろ無いんですから。
どうぞ、お大事になさってください。
(さり)より心を込めて。
投稿: さり | 2005.03.23 14:13
>小金井市の審議会資料作成(190項目×8項目の表)とアンケート分析(A4版50ページ)
くれぐれも市の資料に「ケツ」とか「チンコ」とか書かぬように、切に,
切にお願いする次第です・・・。
投稿: O氏 | 2005.03.24 00:22
あら偶然。
ウチの親父も明日ケツの手術です。とは言ってもコチラは「肛門のすぐ横のオデキを切除」するだけなので、そのおじさまの直腸ガンに比べたらハナクソみたいなものだけど(ウチの親父ゴメン)。
そりゃあ、ビビリますよ~。「チンコが無くなるよりマシ」の慰めに納得したのは、きっと、納得しないと次にはどんな毒舌慰めセリフが振り被るのかと恐怖におののいたからかもしれませぬ ^^; なんて…。でも、poron さんに慰められたら、きっと誰でも納得するでしょう ^^;
花見に行けるといいですね!あ、いや、絶対に行くんですよね!
投稿: NightBirds | 2005.03.24 08:14
NightBirdsさんへ、電報きました。
"その調子! by keichan"
一方PostManは、官公庁の"入札"応援で、今日は、ちかれたびー。
投稿: keichan | 2005.03.24 23:45
■さりさん
感想文のご提出ありがとうございました。
花丸をつけておきました。
お母さんに自慢してください。
■O氏
あんまり「ケツ」だの「チンコ」だの、
書いてばかりいると、辞書機能が下ネタ専用に
なりそうで怖いです。誤変換はありそう。
気をつけます。
■NightBirdsさん
花見、なんとしても行きますよ。根性で(笑)。
おとうさんもケツ手術なんですねえ。
うちのおじは痔瘻の診察段階で
「この歳になってケツに指を入れられるとは
思わなかった。人生最大の屈辱だ」と
なげいていました。おとうさんもきっと
思うところがあるのでしょうね。お大事に。
■keichanさん
??? もしかして暗号?
投稿: poron | 2005.03.25 04:30