ドッペルゲンガー
118円の安売りタマゴを買うために、徹夜明けのまま朝からスーパーへ。大混雑のレジでうんざりしながら並ぶ私の視線に、あるものが飛び込んできた。
(あ、あれは! あたし!)
レジの列から、約5メートル先。私じゃない、私が立っているではないか! 彼女は夫と思われるハゲたおっさんとふたり、買った商品をカゴからビニール袋に詰めている最中だった。ドキドキドキドキ……。
(目が合ったらどうしよう、むこうもビックリするだろうな。声かけちゃおうか。でも、どうやって?)
商品を詰め終わって帰るまでの約3分間、レジの列から凝視していたが、おそろしいほどにそっくりなのである。着ているものは違えど、髪型といい、顔といい、身体つきやメガネの形まで、まさに「うりふたつ」。鏡で見る自分、というより「写真で見る自分」がそこに立っているのだ。母や夫がこの場にいたら、きっと間違えて声をかけるはずだ。
よく知り合いから「いやぁ、昨日poronさんにそっくりな人を見かけたよ」とか「先日、仕事で会った人がporonさんにそっくりでねえ」などといわれることがあるが、自分で自分のそっくりさんを見つけたのは初めてだ。雰囲気が似ているのではなく、激似。ドッペルゲンガーっていうのか、これ。こわい。こわすぎる。
| 固定リンク
「雑ネタ」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
大昔、親に「あんなところで一体なにやっていたのよ!!」と大真面目にしかられたことがあった。
私にはまったく覚えのない場所で、結局他人だと思われるが親はいまだに私だと思っているふしがある。
いかがわしいところでではないにしろ、不愉快極まりない。
産みの親が間違う自分ってだれ?(爆
おはようございます。
ココログのあれ以来ずっとお邪魔してましたが
トラバやコメント忘れたので、もしかしたらはじめまして・・・かも。
いつも楽しく拝見しております。
投稿: 桜 | 2005.03.25 09:53
思い出した!
昨年8月、山形の吹浦という海水浴場の
ほとんど客のいない海の家でラーメン
食べていたら、入って来た家族連れの
「奥方」がporonさんそっくり!
しばし「あれ~!何でこんなとこにいるの?」
と悩んだ・・・・。
「声を掛けようか」とかなり悩んだもん。
でも、男の子どもがいたので、
きっと違うだろうと声を掛けなくてよかった。
本当に似てたよ。
投稿: O氏 | 2005.03.26 00:40
私なんぞ新宿サカゼンというお店の6階に行くと、お客が皆自分そっくり!
冬でもクーラーが必要で、酸素が薄~い所です。
投稿: あっくん | 2005.03.26 17:04
■桜さん
こうしてやり取りをするのは初めてですが、
そちらのblog、ときどきお邪魔しています。
ところでおかあさんが勘違いするほど、
似ていたなんて、よほどだったんでしょうね。
誤解されて困る場所だったら、大変なことに
なっていたかも……。
そういう意味ではテレビとかで「似ている人を
見かけた」つーコメントはアテになりませんね。
今後ともどうぞよろしく!
■O氏
山形はここ数年、行ってませんなあ。
そんなに似ていた?
単に体型が、とかじゃないよね(笑)。
■あっくん
初めてあっくんに連れられていった
サカゼンは衝撃的でした。
エレベーターがたった4人で窮屈なんだもの。
しかも、みんな息が荒いし。
投稿: poron | 2005.03.27 10:20