下半身の呪い
先日のこと。どうも尻が痛い。パソコンチェアに座っていても、座卓で食事をしていても痛い。パンツ後方に手を突っ込み、痛みのモトを手探りしてみたところ、なんと尻穴から1センチぐらいの場所に「おでき」があった。相当、腫れているらしく、ちょっと触っただけでも「うへえ」と叫びたくなる。とりあえずここは視認だろ、ということで夫に患部を見てもらう。
常に私の一存で物事が決まり、常に夫を尻に敷いている我が家。そんな夫婦間ヒエラルキーを鑑みても、蛍光灯の下で夫に対し、ケツをおっ広げて見せる、という行為は非常に屈辱的なものではあったが、背に腹は変えられない。だって自分じゃ、見られないんだから。
「うわあ〜痛そう、化膿しているよコレ」
もうダメだ、医者に行ってこいといわれたものの、さんざん股ぐらを診せている皮膚科で(続・病院でのはずかしいこと、股間ふたたびを参照)、今度はケツかよ。今回はパンツをちょっとずり下げるだけじゃ無理だ。ガッツリ脱いだ挙げ句、肛門まで見せなければならない。オンナとして、いや人間としてそこまでしていいのか。……と、自問自答。
結局、そこまで開放的になれず、おでき放置の道を選んだ。人間の尊厳、というものに神様も納得したのかは知らないが、数日のうちに腫れがひき、皮膚科に行かないまま完治。ああ、やれやれ。何とかケツを開帳せずに済んだよ。……とホッとしたのもつかの間、母からの電話で父が「そけいヘルニア」で近々、手術することを知った。ケツを守り抜いた娘に変わって、横チンを切る父。うちの家系は下半身の呪いにおかされているのかもしれない。
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コメント
おはようございます
poronさんはまだ幸せです。アタシなんか、高校卒業して間もない頃、病院で「お尻に」注射されるハメになって、したのが高校の1年先輩だった看護婦でしたよ。屈辱なんてもんじゃなかったです。前もって治療方針が分かっていたならパンツだって換えて行ったのに・・・^_^;
投稿: poohpapa | 2005.09.17 07:31
ケツならまだいい。アタシ、アソコの際に脂肪球が出来て、ダーリンに手突っ込んで診てもらった事あり^^;すっごく落ち込みましたが、背に腹は変えられん。突っ込んだダーリンのほうがもっとイヤだったろうな。夫とは空気也。。。
投稿: みっちー | 2005.09.17 10:23
取り敢えず、おまる型座布団、キボンヌ。
急所に優しいナリ。
労ろう、急所(近辺)!!
投稿: keichan | 2005.09.19 00:08
つれあいがいるならまだいいですよ・・・
独り者はいかんともしがたいです。
鏡を使うか、最近ではデジカメを使うか、どちらにしても情けないです。
投稿: あっくん | 2005.09.19 14:40
こんにちは
お久しぶりです
私も実は同じような所に
「おでき」できたことあります
そのまま、ほっといたら
へっこんだんで喜んでたんですが
1ヶ月ほどしたらまたでてきました(^^ゞ
それでも、放っておくとまた引っ込むのです
そんな、状態で現在に至ってます(笑)
私のように再発しないよう祈ってます~
投稿: かめきち | 2005.09.22 16:55
患部の周りは薬用ミューズで優しく洗いましょう。
それでもダメなら硫黄石けんがベスト。
吹き出物が出にくくなりますよ。
脂っ気も抜けきりますので気持ちもいい。
では。
投稿: ina | 2005.10.16 15:37