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原稿に対する対価

 私の受ける仕事は知り合いの編集者やライターから紹介されたもの(中間マージンなし)がほとんどで、自分で営業に行くことは滅多にない。それでも、ネットでのライター事情はチェックしておきたいし、最近の原稿料相場にも興味はある。そんなわけで、さまざまなライター募集の記事を見るのだが、これがおそろしいほどの安値。最近多いのは「ブログライター」というもの。企業やネットショップが集客のためにブログを開設し、それをライターが更新するというのが仕事らしい。お値段は1記事300〜500円。1時間に1本書いたとしたら、時給300円。とてもじゃないけれど、やっていられない……と思うのだが、そんな募集にも山ほど応募が集まるというのだから、世も末だ。

 総じて企業サイトやブログのライティングは紙媒体では考えられないような安ギャラである。プロにはプロなりの成果を上げる義務がある代わりに、それに見合った対価をもらう権利はある。ときには対価以上のものを納品することはあっても、それはライターのプライドだったり、クライアントにネームバリューがあって営業活動で有利だからだったり、紹介者の顔を立てているのであって、決してそれが当たり前ではない。

  発注者は100円玉を積み上げていくような原稿をライターに書かせても、決して10,000円や100,000円の効果が得られる原稿にはなり得ないことを知るべきだ。

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コメント

同感!!

web用だろうがデジタルだろうが、撮影の手間は変わらないんだぞ!!<独り言です。。。

投稿: へらコブラ | 2006.05.19 23:27

■へらコブラさん

そうそう、ありますね。デジタルだとフィルムのような経費がかからないだけで、撮影の手間は同じなのに、勘違いをしているクライアントの多いこと。

「デジタルなんで自分で撮ります」とかいうこともありますね。どうぞどうぞ、という感じなんですけど。

投稿: poron | 2006.05.23 15:34

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