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2006年9月の記事

ウイルス再襲

 7月に1度、7月末から8月にかけて2度目のウイルス性胃腸炎、その後猛烈な便秘症になって武蔵野日赤にも通うこと数日。病気続きの夏を過ごし、ゲッソリとやせてしまった娘だったが、ここのところ食欲も体力も戻り、ようやく元気に……と、思っていたのに! 3度目のウイルス性胃腸炎(今度はロタウイルス!)になってしまった! なんだよ!  月1ペースで襲ってきやがって!

 昨日、保育園の帰宅後「お熱がある〜」「お腹が痛い〜」と言い出し、みるみる悪化。時計を見ると夜6時30分。近所の内科がまだ開いている。夫があわてて娘を連れて出かけていった。 7月のウイルス性胃腸炎騒動を知っているお医者さんは、念入りにお腹の音を聴診。「前回より軽いね。お腹を出して寝ちゃったりしなかった?」「あ、あるある。あります。何度ふとんをかけ直してもダメなんですよ」「先生もね、寝相が悪いから朝起きるとお腹が出ちゃっているんだよね。で、ときどき調子悪くなるんだ。わっはっは」

 土日に備え、整腸剤や消炎剤、吐き気止めなどモロモロの薬をもらって帰宅。今夜は食事抜きでお腹をからっぽにさせるしかない。ウイルス性胃腸炎は対症療法ぐらいしかなく、水分補給と食事に気をつけながら嵐が過ぎ去るのを待つしかない。さすがに3度目ともなると、慣れというか、対処法もわかっているのでラクといえばラクなのだが……。

 私といえば4月にみつかった石灰沈着性腱板炎(肩に石灰が沈着する病気)が再発し、激烈な痛みに悩まされ中。加えて、ヒジにできていた粉瘤(腫瘍)の手術をし、ようやく抜糸&テープ固定で治るのを待っているとこだ。今年はなんだかボロボロだな……。

 そんななか、私の知らない夫の写真をとあるところで発見。ああっ! 若くてかわいい女の子と何やらやっている! 

●私の知らない夫の写真
お日様ありがとう♪|KEEP SMILING♪♪♪

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由利子ったらもう

 ここ5日ほど鬼のような勢いで「由利子」からのメールが届いている。彼女は35歳のバツイチ。ヒマをもてあましているのか、私の都合などはおかまいなしで、日に何度となくメールを送りつけてくる。たいていは、どうでもいいような世間話。挙げ句の果てには「駅の近くに来ているから、今からでも会いたい」なんていってくる。

 由利子ったら。なんなのよ! でも……、もしかして相談したいことでもあるのかも。もう、仕方がないわね。

身支度を整えていると、再び由利子からのメール。タイトルは「帰ってきたんですけど」だ。え……、帰っちゃったの?

一人でなにもする事なかったので、カクテル買ってきて一人で飲んでました…。(中略)今日はやっぱりこのまま眠れそうにもないから…連絡まってもいいですか? おねがいします。

 まったくもう、自分勝手なんだから〜、由利子ったら。……ん? 送信日時は「09/21/2006 16:01:00」? ゆ、ゆ、由利子ったら! 夕方4時に酒飲んで寝るつもり?

 その後も由利子からのメールが続く。会いたい……。電話して……。メールちょうだい……。っていわれてもねえ、アンタと面識ないし。

ここからメールくださいね、私貴方となら凄くエッチなことできると思ってるんです…。結婚の経験もあるから、色々なエッチしてきたけど。。変態系の私には刺激がたりない毎日がたまらなく嫌なんです。

 変態系はおことわりよ!

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恐るべし酒パワー

 以前、出入りしていた女性誌の編集部が、次号で美容特集を計画していたときのこと。編集者から「poronさんっていっつも肌がモチモチだよねえ。化粧品とかお手入れとかどうしているの〜? 特集で使うから教えてよう」と聞かれたのだが、そのころの私は風呂上がりに安い化粧水をバシャバシャするだけ。「洗顔石けんは?」「美容液とかは?」と矢継ぎ早に質問する編集者に「別にこだわっている化粧品なんてないよ。洗顔はスーパーで買った○○だし、美容液なんて持っていない」と答え、あまりのつまらなさにガックリされた経験がある。

 それほど、手入れのいらない肌だったのに、子どもを産んだころから私の肌荒れは一気に加速。さすがに化粧水だけじゃまずいと、あれこれ試したもののたいした効果もなく、時だけが過ぎていった。

 先日、ただでさえ調子の悪い肌がものすごくひどい状態になっていた。頬のあちこちに吹き出物が出現し、乾燥した肌はまるで粉ふきいものよう……。美容液を塗ろうが、クリームを使おうが一向によくならず、一時は皮膚科の受診を考えたほどだ。いったい、プルプル肌だったあの頃と何が変わってしまったのだろう。年齢? 食事? それとも……。

 私がさんざん考えて、考え抜いて、出した結論は「酒」であった。大好きで毎晩のように飲んでいた日本酒は出産以来、摂取量が減り続けている。最近は年のせいか飲むときは焼酎か泡盛。そうか、酒だ、日本酒なんだ。窮地に陥った人間は恐ろしい。生活習慣を見直した結果、出てきた答えが「酒が足りねえ」なんだから……。

 この期に及んで酒を浴びるように飲むわけにもいかず、また母親としての醜態をさらすことなく、酒成分を摂取できるものは何か……? 私が手にとったのは「酒粕」であった。そう、酒の残り物、日本酒の搾りかす。子どものころ、田舎から送られてくる酒粕を使い、しょっちゅう甘酒を作っていた。母が鍋で煮た甘酒を冷蔵庫で冷やし、コップでごくごく飲むのが我が家流。そんなことをふと思い出し、酒粕を購入してお砂糖控えめの甘酒を作ってみたのだ。

 ……翌日。酒粕パワーすげえ! もう、ビックリ! あんなにカサカサだった肌は一晩でしっとりモチモチ。ファンデーションの乗りのいいことったら。ヒアルロン酸でもQ10でも実感できなかった即効性を、酒粕は難なく証明したのである。結論。私にとって日本酒は欠かせないものである。

※ちなみに酒粕にはビタミンやアミノ酸などさまざまな栄養素が豊富に含まれているので、美肌や健康(病後や夏バテなど)に効果があるが、甘酒はカロリーが高いので飲み過ぎに注意。料理などに使うのもおすすめ。

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以心伝心

 夫とは気持ちが通じ合っているほうだと思う。なにしろ、7年間一緒に過ごしているし、ふたりで仕事をすることも多い。また、私がブチ切れる瞬間を見事に悟り、ダメージを回避するすべをよく知っている。以心伝心だと思っていた。なのに……。

私「あ〜、アイスコーヒー飲みたい」
夫「やべっ、コーヒーフィルター切らしていたんだ!」
私「0時か……。あそこの100円ショップなら24時間営業だから開いているよ」
夫「じゃ、クルマで買ってくるか」
私「そうだねえ。明日の朝も飲みたいし」
夫「じゃ、行ってくるよ」

バタン、ブルルル〜……。

夫「ただいま〜」
私(パソコンに向かいながら)「おかえり〜、あった?」
夫「あったよ、あった! おいしいかわかんないけど」
私「……は?」

 振り返るとそこには、750mlのペットボトルを抱えた夫が満面の笑顔で立っていた。

私「なにそれ」
夫「コーヒー」
私「フィルター買いに行ったんじゃないの?」
夫「あっ!」

 バタン、ブルルルル〜……。

ガソリン代をかけて再び100円ショップに向かった夫。節約してんだか、浪費してんだか……。バカ。

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