column@管理人室

　ふと気づけば前回の更新から３カ月近く。えー、おひさしぶりです。ここを留守にしている間、ジジババオトウトオットムスメを引き連れて六本木へBLUEMANを見にいったり、洗濯機のパルセーターが再び（参照男の領域）水中を漂い、部品を取り寄せしようとしたら、お客様センターの女に「とうに部品の保管期間が過ぎています。一個もありません」とあしらわれたり、仕方がないのでこの際だからと洗濯乾燥機を勢い買いしたり、クライアントへの挨拶ついでに聖路加タワーの展望台で黄昏てみたり……。５月に漬けた梅酒はもう、琥珀色になりました……（遠い目）。

　そんなこんなで、忙しかったり、ヒマすぎたりしつつも、元気モリモリで生きているわけなんだが、今年の夏は式根島へ行って、マッタリと日頃の疲れを癒してきた。いや、ホントは沖縄に行きたかったんだけどね。３カ月の大プロジェクトが終わって、手伝ってもらったライターさんたちにドコドコ支払ったら、予算的にもう無理。……という状態だったので、やむなく式根島にしたのだが、これが意外と大当たりでヨカッタ。

　なにしろ、東京都内。安いし、近いし、海がすげーキレイだし、人がいないし（笑）。式根があんなに海がキレイだと思っていなかったんで、もうビックリ。朝からずっと潜りっぱなしですよ、アンタ！

　式根の海は入り江になっているところが多く、波がとっても穏やか。だから、小さい子どもでも安心して遊べるし、シュノーケルでちょっと海を覗けば、色とりどりの魚がたくさんいる。私も夫も娘も真っ黒に日焼けしながら、魚を追いかけたり、水中写真を撮ったりしながら、過ごしてきた。あとは、宿に戻って夕寝して、ご飯食べて寝るだけ。潜る、寝る、食べる、寝る、潜る、寝る……の繰り返しだ。

　おかげでリフレッシュして帰ってきたのだけれど、家に戻ってきて「あること」でひと苦労させられた。日焼け（もちろん、日焼け止めを塗っていたが、そんなの効かないぐらいの殺人太陽光線だった）しすぎてしまったんで、顔の色に合うファンデーションを探したのだが、いまはまさに「美白」のご時世。ちょっと前のガングロ・ヤマンバギャルが使うようなファンデが、どこにもないのである。

　化粧品コーナーを片っ端からあさって、そのブランドでいちばん茶色いファンデを手に取るものの、そんなんじゃ白塗りになっちゃうよーレベル。さんざんドラッグストアで色比べをして、たったひとつだけ、ぴったり合う色を探し出した。セザンヌ ファンデーションパクトN、450円。安い！　しばらくはヤマンバ風メイクで過ごすことになりそうだ。